2009/03/04

day13 : チャールズ


0812@mudurai,india
(写真奥の怪しいサングラスがチャールズ)


大晦日の12/31。
私は部屋に入れなくなってしまった。

ルームメイトのキムがカギを持ったまま外出し戻らず、ホテルには「スペアキー」が無いという。深夜にオーストラリアから参加したラファエルファミリーとNewYearEvePartyに行くというのに、シャワーも浴びることができず、ロビーでキムの帰りを待っていた。


すると丁度、ツアーリーダーのインド人チャールズが戻ってきた。


これまでの2週間。英語が堪能ではない私を常に気遣ってくれたチャールズ。ホテルのロビーで一人佇んでいた私を見つけ「どうしたのか?」と心配をしてくれる。事情を話すと・・・「ニューイヤーイブだというのに・・・僕のことは気にしなくていいから、一晩僕の部屋を使って」と申しでてくれた。

日本人の私としては、無論遠慮をする。しかも彼は男性だ。何分か「使いなよ」「いいよ」「使いなよ」と押し問答の末に、部屋を使わせて頂くことに。


部屋には小さなバックパックしかなく、彼はこの2週間小さなバックパック一つでツアーガイドをしていたのか。(私を除くみんなは大きなバックパック+αの荷物を持っていた。かなりの大荷物)。最悪キムが戻ってこなかったことを考え服も貸してくれる。そして、滅多にアルコールを飲まない彼も「ニューイヤーイブ」だからと買ってあった、たった1本のビールを私にくれたのだ。


「momoがHappyなら僕もHappyなんだよ。遠慮しなくていいから!」


と爽やかに笑い部屋から出て行ったチャールズ。
あの日、彼はどこに寝泊まりしたのだろうか。


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チャールズの逸話として。

ある日チャールズを含めたみんなでお昼御飯を食べにいくことになった。当初彼は遠慮をしていたのだが強引に連れ出しご飯を食べたのだが・・・彼は一番安い料理のみオーダーしていた。

また違う日。みんなの前ではフォークとナイフを器用に使って食事をしていたのに、みんなが居ないところでは、手を使って器用に食事をしていた。偶然それを見かけて「食べ方を教えてくれ」と言うと「そんなことを言ってきたツーリストは初めてだ」と恥ずかしそうに言っていた。

そしてある日。「インド人にとって白い肌の女性(=白人)は憧れなんだ」と言っていた。


日本は豊かになって「欧米神話」から脱却したように思うのだが、インドはまだまだ「植民地」を引きずっているようにも思えた。だけど、彼の、アジア人らしい優しさはあのままであって欲しい。


:)

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