2009/01/31

day6:機織街の少女


081225@maduai,india


市場を散策したあとに、機織の街に来た。
群れになって「どこから来たの?」「名前は?」「年齢は?」と、覚えたての英語で寄ってくる子供たち。みんな可愛いのだが、市場で出会った少女ほどに興味を感じる子が居ない。適当にあしらい、足早に通り過ぎようとしたとき、群れからひとり離れ、ポツン・・・とたたずんでいる娘がいた。


それが写真の彼女なのだが、なかなかのインド美女。話しかけても恥ずかしそうにハニカムだけで、他の子供のように懐いては来ない。孤高の美少女といったところか?


いや、もしかしたら・・・。この娘は耳が聞こえないのかも知れないと思った。話しかけても反応のない様子。誰にも自分からは話しかけず、同じ年頃の子供たちに対しどことなく遠慮がちな様子・・・。すべては思い過ごしかもしれないが、とにかく、この美少女が気になる。彼女には聞こえていないのかもしれないが、日本語交じりの英語で一方的に会話をし、握手をして分かれた。


ホテルに戻ってからも、市場の少女と機織街の少女の美しい瞳が長いこと頭を離れなかった。






NEXT:高地へ

2009/01/29

day6:市場の少女


081225@mudurai,india


香辛料を売る市場でフラフラしていたら、一人の少女と仲良くなった。「利発な娘」とはこういう娘のことを言うのだな。とつくづく思う賢く明るい娘。


インドの英会話マニュアルにでも載っているのか?!と思うほどに、インドではどこに行っても「どこから来たの?」「日本のどの街から?」「名前は?」と質問攻撃に合う。だが、メンドクサイのでたいていは「中国から来た」とか「ロシアから来た」とか微妙なウソをついて煙にまくのだが、この娘のキラキラ輝く目に惹かれ彼女と会話をしてみた。


将来の夢は「学校の先生」になりたいんだそうだ。だけど、母親が営む市場の小さなお店が心配だから学校にはそれほど通学できないと言う。でも、勉強は大好き。日本語も教えてくれ・・・・と、大きな目を輝かせて弾むように喋る娘。


もしかしたら、彼女の話はウソなのかもしれない。でも、彼女の夢にささやかにでもお手伝いしたいと思い、自分の3色ボールペンを手渡した。「Dreams come true.If you will study HARDER!!」。嬉しそうに市場を走り回り市場のおばさんたちに自慢をする彼女。施しというのは、こういうことなのかもしれない。与えた側も与えられた側も、心が温かく嬉しくなる行為。


残念なのは彼女の名前を失念してしまったこと。英語名ではなく、インドらしい名前だったことだけ記憶している。






NEXT:機織の少女


:)

2009/01/28

Moomin-soul from Finland?



憧れのGilles Petersonが
麻布のクラブでDJをすると聞きつけ足を運んだ一昨年の秋。
その時に知った、Tuomo


本国フィンランドで新譜がでた!とこれまた聞きつけ、myspaceで新譜をチェック。あぁ、やはりいいのだ彼の声とアレンジ。あまりに胸がときめくメロディーラインに、ランチを頂く箸も止まる。


たぶん。
私と同年代で
多少音楽が好きで
しかも流行り物が好きで
ゴジャレオシャレも大好きで
そんな娘達の心を打ち抜くTuomo


インドから帰ってきたばかりだというのに、GWはどこに行こうか・・・と考えている今。寒い北国にはサラサラ興味がなかったのに、Tuomoに逢いに、ムーミンの国に行くのもいいかもねー。とか、ちらりと思ってみる。


明日は、インド旅の続きをUP!

:)

2009/01/27

day6:Wonderland Market


081225@mudurai,india


ここマドゥライの市場は「バナナ通り」「たまねぎ通り」「パクチー通り」「トマト通り」・・・と、通りごとに売物がことなる。それぞれの通りを渡るたびに、市場から溢れる色や香りがガラリと変わる様はなんともいえず面白い。


どっさり道端に置かれた野菜たちは、スーパーでキレイに包装されている野菜の何倍も、何十倍も生き生き輝き、それを売る商人達は楽しそうにワイワイ笑いながら商売をしている。リキシャーで市場を走ると、右から左から「ハロー!ハロー!」と声をかけられ、「うぇあ あーゆーふろむ?」と聞かれ、トマトやバナナが右から左からと、次々に私の手に握られる。口に含んだレッドバナナは高級なスイーツよりも甘く、トマトは野趣あふれる青臭さがいつまでも口に残り極上の有機野菜を食べたかのよう。まるで、市場でインドの大地を食した気分だ。そしてついには、パクチーまで握らされてしまった。これはさすがに食さなかったけれど、香りの強さにおどろいた。












本来商売とはこういうものなのではないか?
目先の売上を考え人間性を失いながら大金を手にするのではなく、つつましやかな売上を得て楽しく商売をする。これで、いいんだよ。いいんだ。あまりに自分の仕事環境とは違う活気ある市場で、心のオモリがコロンと体から転がりでた・・・そんな気分になった。


NEXT:マーケットの少女


:)

2009/01/25

day6:He looks like Woody Allen


081225@Madurai,india


この日、サイクルリキシャーをチャーターしてマドゥライの街を散策。
リキシャーの上から、いつもよりほんの少し高い視線で街を眺め、風を感じて街を走るのはこの上なく気持ちよく、旅の中で最もリアルインドを見た1日だったように思う。


街の市場へサイクルリキシャーで入ったとたん、人のざわめき、食べ物の匂い、さまざまな色が私の眼前に溢れる。体の奥から湧き出てきた、たのしい!と思う感覚、嬉しい!と思う気持ち。そんな気持ちに押されて、何枚も何枚もカメラのシャッターを切った。


なかでも。バナナ売りのおじさんは最高にCOOL!(写真)
彼がレンズの中に入ってきたとたん、私のアドレナリンが大放出した。ズレタめがねを鼻にかけ、のっそり市場を歩いていたおじさん。思わず声をかけ「写真を撮ってもいいか?」と聞くと、笑いもせず、声も出さず、目だけで「いいよ」と合図する。こちらが何枚シャッターを切ってもニコリともせず、「ありがとう」と声をかけても何事も無かったように去って言った、バナナ売りのおじさん。


かっこいい。


まるで、私の大好きなウッディアレンのようだ。




何百枚と撮ったインド写真の中でも、一番お気に入りの写真。



NEXT:市場の情景



:)

2009/01/24

音楽とお茶のある生活


080628@glastonbury,england


今年に入ってから。
テレビをぼんやり眺める時間がめっきり減った。


代わりに。
音楽を聴いたり
DVD観たり


食事の後。
お茶を入れる習慣が身についた。
紅茶だったりコーヒーだったり。


今日はなぜだかわからないのだけど
ピアノジャズが聴きたいのだ。

きっと明日起きたらボサノバが聴きたくなるはず。

そして日曜の夜はUKロック。


音楽とお茶のある生活。
時間がゆったりある生活。


:)

2009/01/22

day6:Indian X'mas


081225@madurai,india

"HAPPY X'mas!"


朝、旅を共にする欧米人達から「Happy X'mas!」と声をかけられ気が付いた。今日はクリスマス。人生初の海外で過ごすクリスマス。人生初のクリスチャンと過ごすクリスマス。みんな笑顔でクリスチャンでもない日本人の私も幸せな気分になる。


インドでクリスマス気分を味わうなんて思ってもなかった。
街中サンタで溢れ、クリスマスリースこそないけれど、きらきら光る飾りや電飾で飾った家々が並ぶインド。そういえば。ヒンズー教は、一つの神を信じる宗教ではなく、なんでもアリな宗教。ヒンズー教徒もクリスマスを楽しみ街は幸せに満ちていた。


この、何でも楽しもうとするインドスピリット。
何でもアリのインドスピリット。


私は、この、ごちゃ混ぜ感にハマってしまったようなのだ。





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2009/01/21

day5: インド列車旅


081224@どこかの駅,india

寝台列車で5時間の旅。

エアコンの効きすぎた1等列車。子供が泣き喚く2等列車。列車と列車の間に銃を携えた軍人。列車の連結部分でタバコを一服したらインド人に怒られた日本人。干からびたパコラを売るおじさん。種類はベジ、ノンベジ2種類だけのカレー弁当。途中下車してチャイを飲む欧米人と日本人。牛のような速度の列車。いつまでも変わらない景色。バナナの葉と埃舞う田舎道。ドイツ語のクロスワードパズル、日本語の本、絶え間ない英語のお喋り。









そろそろ寝台列車に飽きたころに、マドゥライに到着。


NEXT:サイクルリキシャーツアー

:)

2009/01/20

day5:赤いインド人に囲まれて


091224@Pondicherry,india


ポンディチェリー近くの駅から電車に乗り、次の街マドゥライを目指す。


ぼんやり電車を待っていると、目の前に『赤い服を着たインド人集団』がぞろぞろと現れた。彼らはなんとも陽気な集団で、みなで歌を歌ったり、お弁当を食べたり、遠足に行く陽気な子供達のようでもあるが、おそろいの服を着た巡礼者なのか?


むろん我々外国人観光客にとって、この幸せそうな赤い集団の光景は珍しく、引き寄せられるように、ひとりふたり・・・と『赤い服を着たインド人集団』に近づいていく。白い肌をした欧米人と黄色い肌の日本人は、赤い服を着たインド人たちの写真を飽きるまで撮り続けた。


撮った写真を見せながら、言葉の無いコミュニケーションを取り、おやつをシェアしたりしながら、すでに出発時刻から30分経ってもやってこない電車を、待った。








NEXT:インドの車窓から

:)

2009/01/19

day4: we LOVE shopping !!


081224@Pondicherry,india


一昔前、ヨーロッパやハワイで買い物ジャンキーの日本人をよく見かけたが、欧米人の買い物欲といいうのも
いやはや、凄いのです。驚くばかりに、凄い。


理想都市オーロビルからの帰り道、カナダ人のルーマニー(女性)が私に耳打ちをする。『momo、午後はレディースだけでお買い物しましょうよ~。リキシャーをチャーターしてね!ああ、楽しみだわ』と・・・。

そもそも、インドで買い物をするつもりもなかった上に、あの、理想都市を見た後に「物欲の塊」と化すつもりはなかったのだが、ルーマニーの熱意に負けて、午後はお買い物ツアーへ。

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まずは、有名店FabIndia へ。
大柄の白人女性7人に日本人1人。お店のハジからハジにずらっとならび、あたかもバーゲン会場のように服を広げ、つぎからつぎへと試着をし、「あなたはこの色が似合うわよ~」「あなたの持っているサリーきれいね~!どこにあったの!!」という言葉が飛び交い、嵐のようだ。


結局私は。


その熱意というか、嵐に負けて一着も買えずじまい(泣)


でも、欧米人と一緒に買い物って、結構、楽しい♪


FabIndiaを探す御一考様


フランス風の街並みに、リキシャー

NEXT : 赤いインド人に囲まれる。

★Fab India http://www.fabindia.com/

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2009/01/17

day4: Funky Aurovillen


081224@Aurovill,india


この日、オーロビルという実験都市へ行く。


ここは、フランス人女性ミラ・アルファッサ(Mirra Alfassa 通称マザー)とカルカッタ生まれのスリ・オールビンド(Sri Aurobind)が中心となって1968年から建設を始めた理想都市。異なる民族、宗教、文化を持つ人々が互いに助け合い、尊敬の精神のもと生活し、働く都市であり、エコビレッジでもある。村は静寂で平和な空気に満ち、緑の芝生は眩しく、目を閉じればすぐに瞑想できそうな場所だ。


インドというカオス溢れる国に、こんな静寂な村があるのは不思議でもあり、インドだからこそ作れた村でもあり、この国が持つ魅力がぎゅっと詰まって濃縮された場所な気がした。


道端に座り込んでいたファンキーなオーロビアン(写真上)
彼女の佇まいに引き込まれてしまい、何枚も何枚も彼女の写真を撮ってしまった。




この金色のゴルフボールのような建物は、金閣寺をモチーフにした瞑想場所らしい。「らしい」というのは、英語での説明だったため十分に内容を把握できなかったからなのだが、言葉が判らない分、あの場所の空気を五感で感じることができ「言葉が判らない幸せ」も、あるのかもしれない・・・などと一人思った。


こんな理想郷が世界中に広がり、いつか日本でも、皆が理想生活ができたらいいのに・・・そうすれば、争い、妬みなどなくなるのに・・・



NEXT:インドのフランスでお買い物。


:)

2009/01/15

day4 : am7:00 in India


081223@Pondicherry,india


インド4日目の朝。
欧米人の飲食欲につられて暴飲暴食していたからか、胃が重い。むむむ、これはまずいぞ!美味しく朝食を頂くためにも、ひとり早起きをして散歩に出かけることに。(4日目にもなると、インドが怖い・・という感覚が薄れはじめたので、この日から朝のひとり散歩が日課になった)


どの街でも必ず見かけたのが、屋外でアイロンをかけるおじさん。(写真上)そして必ずその周りに、暇そうなインド男性がたむろしてお喋りをしている。この風景、なんともアジアらしい光景!!世界中一日は24時間のはずなのに、彼らは私達日本人よりも沢山の時間を持っているように見えるから不思議。



朝市を準備する横を通り、通学する小学生とすれ違い、散歩で空かせたお腹をグーグー鳴らしてホテルに戻って朝食を頂いた。


やはり子供は可愛い!


街の小さな寺院


暇そうなパコラ屋さん


インド女性必須の、ジャスミンの髪飾り屋さん


なぜかとても美味しそうに見える果物


NEXT : オーロビル


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2009/01/14

day3 : eggplant


081222@Pondicherry,india


ポンディチェリーに夕刻到着。


この街は17~18世紀頃フランス領だったこともあり、フランス風の建物が多く、また、英語と同等にフランス語も通じる。ポンディチェリーでのある一日は、フランス語が堪能なインド人ガイドが同行した。(インド人のフランス語って、なんだか不思議。)



夕食は、宿のオーナーおススメのフランス料理店へ。
食欲がなかったので、ハムとチーズのクレープをオーダーした(写真上)。これが美味しいことこの上なく、本場フランスで食べたクレープ以上に美味しいのだ。ある国の料理が伝わっていくことは植民地化の中で、唯一素晴らしい「文化の伝承」だと、個人的には思う。



ルームメイトの「キム」が、エッグプラントのカレーを頼んでいた。(フレンチでもメニューにカレーがあるところがご愛嬌)「I LOVE EGGPLANT !!」と彼女は言うのだが、その、エッグプラントが何なのかが判らない。単語の意味も、カレーの中にある物体の見た目からも・・。エッグプラント・・・。言葉の雰囲気から「大きな大豆か?」それとも「ピータン」のようなものか???と想像するも、何か違う気がする。仕方なく「エッグプラントって何?」と聞くと、「紫色で卵のような形で・・・」と説明される。まさか、本当に「ピータン」なのか・・・?


と、思って、一口貰うと・・・




エッグプラントは、『ナス』だった。



学校じゃ、EGGPLANTなんて単語、覚えないものねぇ。



NEXT:一人朝の散歩

:)

2009/01/13

day3: Krishna's Butterball


081222@Mahabalipuram,india


次の宿泊地ポンディチェリーへ移動する途中、マハーバリプラムに立ち寄った。


南インドは昔ながらの文化の残る街が多く、文化も、言葉も、人種も、実は北インドとは違う。例えば人種。南インドは「ドラビダ人」と呼ばれるインドのネイティブが多く住む場所。(北はアーリヤ系なので、アラビア人のような顔立ち)北のインド人にくらべて、肌の色は濃く、背は小さい。また、昔ながらのヒンズー教の遺跡が数多く残っている。


元々、遺跡や宗教に興味がない上に、英語の説明がよくわからないので、何がどういう意味の遺跡なのかチンプンカンプンなのだが、まぁ、なかなか行けない場所に「行った」ということで(笑)



Krishna's Mandap
何かのお守りらしい。
遺跡で瓜を売るおばさん
なぜか、猿・・

Shore Temple


ここで、ちょっとした事件が起きる。ルームメイトの「キム」が行方不明になったのだ。ツアーリーダーのチャールズ、そして、ツアーメイトの男性陣総出であちこち探すも、いない・・。旅が始まったばかりだというのに。

小一時間ほど待つと、ひょうひょうとキムが現れた。「景色の良い場所を探して歩いていたら、迷った(笑)」だ・・・そうだ・・・。文化が違うなぁ・・・と思った最初のデキゴト。そもそも、ツアーリーダーのチャールズ(インド人)は、「何時何分に○○に集合」とも言わず、遅れて現れたキムはみんなに謝るようなこともしなかった。そして、何かが起きたときは、必ず男性陣が指揮をとって動き、女性陣はなーんにもしない。「もし、日本人だけのツアーだったら、状況違うよなぁ・・・」と、妙に関心してしまったのだった。この適当でゆる~い、一人旅の自由さと、一緒に旅をする人がいる安心感が、ちょうどよい加減で、私には丁度良い旅の形だなぁ・・と一人悦に入ったのだった。




※詳しい説明が載っているサイトがあったので、詳しくはコチラを・・


NEXT:欧米人の食欲って・・

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