2009/11/29

KAGOSHIMA style miso soup with pork and vegetables



091128@Japan


海に近いとある森の中で、シークレットキャンプ。



鬱蒼とした自然林を抜けた場所にある秘密の場所で、火を焚き、テントを張って、ゆったりとした大人の時間を過ごす。野外料理の調味料と酒のつまみは、美しい月の光と星の光と火の暖かさ。だから何を食べても美味しいわけで、酒も進む、進む。料理長に任命され作った夕飯は『豚汁 鹿児島風』。これもとあるアウトドア企画で教えて頂いた簡単料理。鹿児島風の由来は、たっぷりのサツマイモと生姜を入れること。寒い晩秋のキャンプでは、体が温まる生姜は最高の食材だ





翌朝は案の定、遅い時間まで寝袋につつまれていると、Tがこっそり起こしに来てくれる。ああ、2ヶ月まえも同じような光景だったな、オーストラリアで。Nが二日酔いで蝋人形のようになっている。ああ、これも2年前と同じだ、屋久島で。


昨晩の残りの食材で朝食を頂き、ゆるーっと火を囲んでお喋りをして帰宅の途に。キャンプファイアーの煙でいぶされたフリースと、火の粉で焼けてしまったレギンスの穴を見て、ああ楽しかったな、今年も。と思う。


:)

2009/11/24

trekking


090924@NT,Australia

私の嫌いなこと=山登り



とにもかくにも。
山登りというと、高校時代の「ワンダーフォーゲル部の部室」を思い出す。ワンダーフォーゲル部所属の仲良し男の子友達に、何かの用事で訪ねていったときの、あの、部室の汚さ、臭さ、時代錯誤はなはだしい部室の風景に、数歩おののいた記憶。(私の高校時代はまさにバブル期。男臭さだとか、ハードなことなど格好悪いことの象徴だったのだ。軟派な時代ですから)


若かりし頃の記憶というのは頭の奥底にくっきり残るもので、「山は格好悪い」というイメージしかなかった私が、何の因果か、海外で山登り。いやいや、できれば、このアクティビティは「トレッキング」と言わせて欲しい。「山登り」を「トレッキング」と言い直すことで、どうにか、自分のプライド?が保たれるほどに、嫌なことの筆頭なのだ。


が、しかし。


人間、苦手で嫌いなものほどチャレンジをしたくなる。


だって、「出来ない」ままは、嫌じゃないの。
だって、「知らない」より「知っている」方がいいじゃないの。


と、無駄なプライドだけは超一流の私は、オーストラリアで軽い数時間のトレッキングを体験。これが案外楽しいのなんのって。登って登った先から広大な荒野を見渡すと、スーッと心が広くなる。少しの大変な思いをした後だからか、単なる荒野も最高の景色。


いやはや、クセになりそうな予感。


あー、でも。


「山登り」は嫌です。
あくまでも「トレッキング」


!!

:)

2009/11/18

A train


091118@Cotton Club,Tokyo

「いい女がひとりジャズ!いいですねぇ」



Duke Ellington Orchestraが、Cotton Clubで演奏すると聞き、仕事終わりに丸の内へ急ぐ。「A列車で行こう」この名曲を、生で、Duke Ellington orchestraの演奏で聴いてみたかった夢が、叶う。

手を伸ばせばJazzMenに触れられるような距離で、ビックバンドの演奏をカクテル片手に独り聴くなんていうのは、大人の女でなければ絵にならない。ああ、私も、それが出来る年齢になったか、と独り悦に入る。


演奏はといえば、なんとも、Real Jazz!! 
自分の演奏が無いときは、他の人が演奏していても喋る、喋るJazz Men達(私の席まで、何を喋っているのか聞こえるほど!)。自分たちの演奏に体を揺らし、手を叩きリズムを取り、自分の楽譜が無いと気がつくと隣の人の楽譜を盗みみながら演奏したり。うわーっつ!なんてFreeなんだろうか!


アンコールはもちろん、「A列車で行こう」


ターララッツ、ターララッと、ピアノの音が鳴った瞬間、ぶわーっと鳥肌が立つ。あー!本物のA Trainだ!ワクワクするようなリズムが流れ、もっともっと、この時間が続けばいいのに。。と思う。


帰り際、JazzMenたちがロビーで一服しているところに割り込み、火を分けてもらい(!)つたない英語で会話をする。lazyな彼らの英語は殆ど聞き取れなかったけれど、でも、なんとなく雰囲気で会話を楽しむ。最後に、"Yesterday was my birthday"と伝えると、"Congratulation!!"と、口々に言っていただき、"oh!you are 23 or 22?!"などと、冗談ぽく言われ、なんとなく、悪い気もしなかったりする。そして、ピアニストのJazz Menから、彼の大好きな作曲家の名前を教えてもらい、是非聴くように!と言われる。こんな出来事も、すべて、Jazzな感じだ。



冒頭の言葉は。
Cotton Clubの方にかけていただいた言葉。


なんとなく、嬉しかったり。


:)

2009/11/17

next life


200806@London,England

今日は誕生日。


古い古い友達からお祝いメッセージが届いた。
「おめでとう。と言ったら、そんなことは無い!と君は言いそうだけど、今日は君にとっておめでとうという言葉を素直に受け取っていい日なんだよ」と、私の性格を見抜いた言葉がそこにあった。

つい数ヶ月前知り合った友達からお祝いメッセージが届いた。
「いつも笑っていてね」と、同じく私の性格を見抜いた一言がそこにあった。



若い頃は、自分の誕生日と言う一日は特別な日であったものの。。。今となっては365日分の1日でしかなく、だけど、思うのだ。そう。。。他の364日では気がつかないことに気がつく日なのだ。今日は、今日だけは。


私にとって特別な日であることを覚えていてくれる友人がいるということ。
私にとって昨日までの一年とこれからの一年を考える日であるということ。


今年の11月17日は。
これまでに無いほど大きなイベントもなく、これまでに無いほど普通に過ぎた一日だったけれど。これからの365日を大切に生きようと思える、ささやかに幸せな一日だった気もする。

:)

2009/11/16

a slightly let down


091115@Tokyo

間違いなく、あの、本のせいなんだと思う。
いや、むしろ、そう、思いたい。

George Orwellの1984を、この1ヶ月読んでいる。

速読?と我ながら思うほど、本を読む速度が早い私が、同じ本を1ヶ月も読み続け、そして未だに、読みきれない。暗い、暗すぎるのだ。この本は。文学としての良し悪しを言うほどの読書家ではないので、それについては言及しないが、なぜ、この本が、あれほどに素晴らしいと言われるのかが、私には理解できない。


ただ、ふと。


昨晩、友人との会食の場でたわいも無いいろいろな話をしている中で、何かのキーワードがきっかけになり、「ああ、自分も1984の世界を生きているのではないか?」と気づき、すべてが、腑に落ちた。

「自由な思考」を持つことが最大の罪である1984の世界。ああ、そうだ。私も、企業という世界の中では、「自由な思考を持つことは罪」だと思い、心の中にあることとは全く反対の行動をしているではないか。思いを抑制し、周りから目立たないようにし、権力のあるものに迎合する。何度か痛い目に合うたびに、思考が麻痺し、「自由な思考」を持つ事を諦めた。生きるために。若かりしころ思った、絶対になりたくはなかった大人像だ。(1984を読んだ人には、すごく理解していただけると思う。この腑落ち具合が)


ああ、これだったんだ。
この息苦しい状態から逃げたいから、でも、生活をしなければならないから、つかの間の休暇を貪るように楽しみ、ムリに楽しもうとしていた3年間。だから、ずっと、地上から1.5cm浮いた状態だったのか。何を青臭いことを・・・と我ながら思うが、誰しもが、ふとした瞬間に感じることなのではないかと、思う。キチンとした思考を持つ人なら、殊更。


では、次に起こすべきアクションは何なのか。
それを考えているわけでもなく、心に決めたものがあるわけでもなく。ただ、漫然と思っているだけなのだが、何かが、おかしい。


恋愛事ににして、仕事にしても
この世はすべて、鈍感であることが、正しいのかもしれない。

:)

2009/11/15

photograph


091114@harajyuku,tokyo

「オーストラリアの写真学校を卒業して、今日本で写真家やっている友達の個展があるんだけど行かない?」



「オーストラリア」
この言葉が気になって仕方ないこの頃。気になり始めると「オーストラリア」が向こうから寄ってくる。不思議なものだ。いやはや、いやはや。夕方遅い時間に、裏原宿にあるギャラリーへ。ワインを振舞ってもらったり、クラッカーやチーズを頂きながら写真を眺める。ふむふむ。


学生の頃は、足しげく美術館に足を運んだりしていたものの、社会人になってからはとんとご無沙汰していたこの雰囲気。ああ、懐かしい。静謐な空間に、作品が、リズムよく並べられた壁。うーん。好きだな。秋は芸術。


来年への抱負として。
写真の技術を学ぶのもいいかな。
とか、思い込みの激しい私は思ってみたり。


だって、お友達のお友達の写真家の彼女のハズバンドは、オージーなんだもん(笑 むぅぅぅ、いいなぁー。オージーのだんな様。適当そうで。きゃ★


:)

2009/11/08

thanks for coming !!


091107@tokyo


来てくれてありがとう。
楽しんでくれてありがとう。


みんなのおかげで、今、があります。
みんなに会えたことで、今、があります。


thanks for coming my BD party

:)

2009/11/07

見下ろす風景と眺める風景


090921@NT,Australia


今更ながら、エアーズロック写真。



もうすぐ登れなくなると噂のエアーズロック。
でも、登ってみたいと思ったこともなければ、結局のところ登らず。


私が参加した現地発着のツアー会社の理念は、アボリジニの理念に賛同し、ツアー内容にエアーズロック登頂が入ってない。エアーズロックはアボリジニにとっての『聖地』。外国人が土足で登るということは、いうなれば、皇居に侵入するとか、伊勢神宮の入ってはいけない領域に入ってしまうようなもの。それは、いけないでしょう。やってはいけないでしょう。それと、同じ。



ただ、高いものを見たら登りたくなるというのが人間の性。
まじかで見たら「登ってみたかったなー」と思ったのも事実。


登れない代わりに、エアーズロックの周囲を約4時間かけて歩いてみた。途中には水の溜まる場所があったり、壁画があったり、遺跡があったり。登頂したら見れなかった風景を見ることができたのも事実。


高いところから大地を見下ろすのと、ゆっくり4時間平らな大地を歩いて、歩かなければ気がつかないものを見るのと、どっちがいいのかな?と考えてみると、私はやはり、自分が選択した後者のほうが好きだなぁと思ってみたりする。


:)

2009/11/01

ブッシュキャンプ


090924@NT,Australia

今回のオーストラリア旅のメインは「ブッシュキャンプ」
大自然の中、テントを張らずに満天の星空の下でキャンプをするのだ。


写真は、キャンプファイヤーの周りに「スワッグ」という頑丈な寝袋を用意しているところ。この「スワッグ」は、丸めてたためば椅子(というか、クッション)にもなる。紐を解いて開くと寝床の出来上がり。かんたんらくちん。

寝袋の中は小さな布団と毛布と枕が入っていて、寒くなければこのまま寝る。寒い場合は寝袋を中に入れて寝るのだけれど、地面に寝ている(=要するに野宿)とは思えないほどふかふか。



夜、スワッグに潜ってぼんやり星空を眺めていると、音を立てるように星が流れていく。スワッグに入る前にみた星空が、きがつくと星の位置が変わってる。ああ、地球ってほんとうに回っているんだなぁなどと、今更ながら思ってみたりする。そして、風の吹く音は驚くほど大きく、怖く、自然の驚異みたいなものをうっすら感じたりもした。(ちょうど、シドニーで砂嵐があったらしい日の夜は、ノーザンテリトリーの夜は物凄い風だった。息ができないくらい。ブリザードってこんななのかしら)


よくよく考えてみたら。


普通に暮らしていれば、満天の星空の下、屋根のない場所で寝ることなんて一生のうち一度あるか/ないかだと思う。こんな夜を4日過ごすことが出来たのは幸い。きっと老人になっても思い出す4日間だろう。

:)