081225@mudurai,india
ここマドゥライの市場は「バナナ通り」「たまねぎ通り」「パクチー通り」「トマト通り」・・・と、通りごとに売物がことなる。それぞれの通りを渡るたびに、市場から溢れる色や香りがガラリと変わる様はなんともいえず面白い。
どっさり道端に置かれた野菜たちは、スーパーでキレイに包装されている野菜の何倍も、何十倍も生き生き輝き、それを売る商人達は楽しそうにワイワイ笑いながら商売をしている。リキシャーで市場を走ると、右から左から「ハロー!ハロー!」と声をかけられ、「うぇあ あーゆーふろむ?」と聞かれ、トマトやバナナが右から左からと、次々に私の手に握られる。口に含んだレッドバナナは高級なスイーツよりも甘く、トマトは野趣あふれる青臭さがいつまでも口に残り極上の有機野菜を食べたかのよう。まるで、市場でインドの大地を食した気分だ。そしてついには、パクチーまで握らされてしまった。これはさすがに食さなかったけれど、香りの強さにおどろいた。
本来商売とはこういうものなのではないか?
目先の売上を考え人間性を失いながら大金を手にするのではなく、つつましやかな売上を得て楽しく商売をする。これで、いいんだよ。いいんだ。あまりに自分の仕事環境とは違う活気ある市場で、心のオモリがコロンと体から転がりでた・・・そんな気分になった。
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:)
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