2008/10/22

43/100 ワーキングガール・ウォーズ


本も人も旅も。
何も期待しなければ良い物事に当たるのね。


書店に平積されていたこの本。表紙のデザインやタイトルから「所詮、普段は読書などしないOL向け」なのだろうとタカをくくっていたのだが、これがなんとも面白い!ご飯を食べるのも忘れて読みきってしまった。

ストーリー自体は陳腐かもしれない。だからこそリアリティがある。「あぁ、こういう人いるよね」とか「こんな場面なら私もそう思うよね」と、主人公の気持ちと自分の気持ちがシンクロしてしまう。


主人公は大手企業に勤める37歳独身のOL。
じわじわと溜まった心の疲れからか、ふと思い立って「ペリカンを見る」ためにオーストラリアに飛んでしまう。心の疲れ具合だったり、突然海外に飛んでしまったり、日常のあれこれが妙にシンクロするのだ。(主人公は役職付きで持ち家ありで、自分とは少し違うけれど)

まぁ、とにかく。
怒ることとか、心の底から笑うこととかなんて忘れてしまって、生きるためだけに働いている30代半ば過ぎの独身OLにとって、妙に心が軽くなってしまう、何も考えたく無いときにはちょうど良い本なのでした。

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