2008/10/17

旅論


080625@dubai airport


「旅をする」とは、一体何なのだろうと、思うことがある。


もはや自分探しするほど幼くはなく
価値観が変わるような大冒険だとか
むろんそんなことはまったくもって求めてはおらず

今は仕事の疲れを癒しに行くほどタフな仕事でもなく
出会いを求めて・・だなんて乙女心も持合せてはいない。


ただ、なんというか。
一度味わってしまった、あの、心が広がる感覚に病みつきなのだ。


異国の空港に降り立ったときに感じる土地の香り
異国の街中で音にしか聴こえない人々のざわめき
未知の場所にいるにつれて敏感になっていく五感


この感覚を知っている自分はおそらく幸せなのだろうし
この感覚を味わいたいと思ったら旅立てる身分は幸せなのだろう

最近知人Hが言った言葉が耳を離れない。
「自由のないときが、一番自由なんじゃないかな」
あまりに自由すぎる今は、自由のありがたさに麻痺し始めている。


だからと言って旅を辞めるようなことは、おそらくこの先無い気もしている。


なんというか、「旅」というのは・・・
「自分をリセット」するのではなく、
「自分のキャパシティ」を広げることであって
その一つの手段として、人と出会ったり、
何かにチャレンジしたり、新しい景色を見たり。


手段が目的になった瞬間に、「旅」が「旅行」になるんだなって。


そういうことなのだと、ちょっと思った秋の朝。

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