2009/02/27

ざらっとした質感


200603@arizona,US


無性に映画が見たくなるときがある。

ちょっと変わり者なのかもしれないのだが、映画はひとりで見るものだと思う。ひとりで劇場にゆき、チケットを買って、映画が始まる前までぼんやりしているのが好きなのだ。映画が終わって、ひとり余韻に浸りながら岐路に着くのも好きだ。「誰か」が隣にいてはできない贅沢。


ふと思い立って、とある名画座に足を運んだ。

見たかった「ボーダータウン 報道されない殺人者」と「帰らない日々」2本立てでたったの1500円。片田舎の映画館のように入り口はトイレの匂いがし、ガラスケースに入ったスナック菓子とパンフレットが無造作においてあるような映画館だ。


2本とも「凄くよかったよ」と誰にでも薦めることのできる映画ではないが、こころに何かが刺さる映画だ。


大型シネコンでみる流行の映画よりも、こんな古い映画館でみる2流の映画または流行の過ぎ去った映画が好きだ。画質も、見終わったあとの心持も、ざらっとした質感がすきなのだ。


Kちゃんが貸してくれたツォツィも良かった。

誰もが良いというものよりも、自分の好きなものを好きなように。

:)

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